ソレイユ通信No,46(2021.1)

堺市南区の施設で、デイサービスアロマが始まりました!

 

昨年3月からソレイユからボランティアで伺っている高齢者施設、緩和ケア、障碍者施設でのアロマが中断されたままです。

やはり基礎疾患をお持ちでリスクの高い方々の現場に行くのは今はリスクが高過ぎるからです。

今は家族も会えず、入れず、タブレット面会なんて一年前までは考えもされなかったものが一般的になってきています。

でも、本当に温かいタッチが、香りが、優しい言葉がけが必要な方にアロマをお届けできず「あの方はどうしておられるだろう?」と思いをはせる日々です。

 

そんなこのご時世に!1月に新しくアロマケアをスタートさせた施設、セラピストさんがおられます。

堺市南区のコミュニティサロン「はつが」

認知症の先送りに特化した、デイサービスで、「やさしさのシャワー」を効果的に注いで脳を活性化(!)を目指しておられます。

こちらで新しく活動を始められたのはソレイユメンバーの正尺めぐみさん。

週2回看護師として勤務しながら、午後から1~2時間、一日3~5名の方をお一人15分程度で行っているそうです。

「ほとんどの方がアルツハイマー型の認知症を持っておられ、嗅覚の低下が著しく見られております。

そのためアロマの良い香りを感じてくださっている方は、今のところ14名中、1・2名ほどしかいません。

でも、1対1のトリートメントの時間を持つことで、施術後に穏やかになられる方気持ちよかった話ができてよかったと喜ばれる方などのプラスの感情を抱いてくれる方が、多いように感じます」

と、報告を下さいました。

スタッフやご家族も非常に関心を持っておられ、31名の利用者さんのうち15名からアロマケアの希望をいただいているそうです。

ソレイユから行っていた施設も、施設に勤務のソレイユメンバーが声掛けして希望者と練習し、ご入居者さまにアロマケアを始めたそうです。

なかなか外部から施設へ入ることが厳しい今日この頃。

こうして内部のスタッフがアロマケアを行うのが主流になるのかもしれません。