ソレイユ通信No,45(2020.12)

京都桂看護学校で「アロマテラピー概論、ハンドマッサージ実技」講座を行いました

 

今年も京都桂看護専門学校の授業に行かせていただきました。

成人看護学、緩和ケア看護学の授業でマタニティケアのエキスパート松尾先生で7年目、JEA校長のギル先生も最初2年行かれたかと思うので9年目です。

医療の現場で使っていただくのですから講義内容は濃く、駆け足ですが自分や患者さんにすぐに使えるクラフト、実技もあり満載です。

これから病院実習に行く前に学生たちにアロマを学んでほしい、という看護学校の先生の親心で卒業間際の3年生への授業ではなく、2年生の授業になりました。

いつも4時限目はしっかりとハンドトリートメントの実習を相モデルで行うのですが、今回はコロナ禍の中で生徒同士の直接接触を15分以内に収めるため、事前に動画撮影をして、先に見てもらいイメージトレーニングを取り入れました。

この動画はYou Tubeのソレイユチャンネルにもアップされています。

 

アシスタントをお願いしたソレイユメンバーも全員グローブをはめて、指導にあたりました。

今回、嬉しいご報告を受けました。

前年に受講した生徒さんが実習に行かれた際、病気を受け止めきれず病院スタッフに心を閉ざした患者さんがおられたそうです。生徒さんは、その患者さんへの対応に学んだアロマの足湯を提案し、実施したところ、患者さんは気持ちを切り替え、病院スタッフに心を開いて、治療へも前向きに取り組むようになったそうです。

「こういうお話を聞けるのは講師としてものすごいご褒美です」と松尾先生。

アロマの知識と技術を身に着けた看護師さん、ステキですね。

もっと他の看護学部にも取り入れられて、増えていってほしいと切に願います。