ソレイユ通信No.36(2020.2)

新しいセカンドラインボランティアが,

池田市にある特養、古江台ホールで始まりました

昨年の11月から新しいセカンドライン提携先となった兵庫県池田市にある特別養護老人ホーム「古江台ホール」

小川ホームボランティアのメンバーでもあるSさんがどうしてもこちらでアロマボランティアがしたい,

という強い思いで始められました.

 

駅から歩くと少しかかる丘の上にあるので、能勢電鉄の鼓滝駅までお迎えの車が来てくださいました。

素敵なカフェが併設されていて、そこにディに来られるご利用者さんがコーヒーを飲んでいる、またそのcaféが本格的でいい雰囲気。

 

Sさんたちと一緒に準備をして、早速お部屋へ。

フットマッサージをして回りましたが、足湯をスタッフの方がご用意してくださるんです!

これはかなり有難くて、高齢者のとても冷えている脚も2~3分温めるだけで、ポカポカになり、施術もしやすくなります。

リラックス度も上がりますし、精油の吸収も良くなります。

みんなとても気持ちいいと、にっこりしてくださいます。

たくさんの利用者さんの中でお一人づつやっていると「次は私?」と心待ちにされている方もおられます。

 

 

今まで色々な高齢者施設を回らさせて頂きましたが、こちらでびっくりしたのが各ユニット(少人数の生活単位)によって召し上がられているおやつが、イチゴ、アンパンなどバラバラ、ということ。

大きな施設でこれはとても珍しい。

Sさん(左)と西久保施設長(右)

施設長の西久保さんにお聞きすると、各ユニットに10名づつぐらいが入居されていますが、食事も大まかには決まっているものの予算内でメニューを自由に決められ、たこ焼きパーティーもあるとか。

日々の運営、企画はユニットリーダーの方の腕の見せ所ですね。

また、居酒屋メニューも別メニューで昼食に注文できたりして、家庭にいる様に融通をきかせられる範囲を少しでも大きくしようとされている、と思いました。

ご利用者さんの立場に立って考える、創意工夫が感じられるステキな施設でした。

 

「ここでアロマをやりたい!」というSさんの気持ちが良くわかりました。

ステキな人のところには素敵な人が集まるんですね。