ソレイユ通信No.8(2017.8)

月イチ、草津総合病院スタッフミーティング♡

ソレイユは医療機関にセラピストを9件派遣しています。

その内容は様々で、講師派遣をしているところや前回お知らせしたように、

職員向けのアロマサロンもあります。

そんな中、実際に患者様にアロマをお届けしている派遣先の中で、

ふと気が付くと10年を超えていたのが「草津総合病院」チームです。

最初は健診センターで人間ドックを受けられる方へのサービスから

始まりましたが、(なくなって)、産婦人科外来でのアロマサロンに

(これも場所がなくなり)。今は、4A病棟という産婦人科病棟を拠点に

消化器外科や頭頚部外科などにもワゴンサービスで出張しています。

 

順調にやっているように見えますが、紆余曲折、突然の「ごめんなさいね、

もうできなくなって」が病院側からあって…。

でも何とか環境の変化に対応し、繋いできました。

こんな風に何とか繋いでこられたのは、チームでケアを行っているからこそ!

なのです。スタッフは一人で訪問するので、月に一度のミーティングでの

情報共有が欠かせません。重症者も多いので申し送りも大切です。

11年目に入ったということで、少し昔話に花が咲きました。

医療スタッフとのコミュニケーションに悩み、病院での備品の場所が

変わっていたり、予約の患者様がないと聞いていたのにあったり、

有ると聞いていたのに無くなっていたり。

そして今は「聞いたこともないような病気の患者様」「治療真最中で、

いろんなドレーンやポートが付いている患者様」

「触ってはいけないないところが多すぎて手首から先しかできないけど、

30分以上ご希望の患者様」等、ある意味緩和ケアより過酷な現場です。

ホテルスパのセラピストが多いのですが、どんなに大変な状況でも、

にっこりと平然と(例えセラピストが冷や汗をかいていても)

患者様に対応する力はさすがです。

次々出てくる病気や治療法は看護師でもあるセラピストに聞き、

ネットでも調べます。

そして松尾先生による指導もより熱いものになります。

 

でも、状況がきびしければ厳しいほど、ミーティング中の甘いものは増え、

笑い声も大きくなります。

先生曰く、「でないとやっていられない!」

ここのセラピストに要求されるレベルは半端ないです。

 

このように治療中の患者様にアロマをさせていただける現場はまだ稀ですが、

増えていってほしいですね。