ソレイユ通信No.37(2020.3)

コロナの波はソレイユにも…

悪いこともあり善いこともあり

すっかり世界中を蔽いつくすように広がっている新型コロナウィルスですが、

ソレイユの提携先でも高齢者施設、緩和ケアなどではアロマケアはお休みしております。

(産婦人科、整骨院、内科クリニックなど他の医療現場は通常通り)

感染が広がると、重症化される懸念のある方ばかりですから仕方ありません。

 

各施設の責任者の方と連絡を取っていますが、家族さんも面会謝絶で、施設によっては玄関ロビーとご入居の方をタブレットで結んで手を振り合ってお話をしたりと少しでもご入所の方が寂しくないように工夫されています。

現場は、施設内にウィルスを入れない、ここにおられる方は何としても守らなければいけない、そんな気持ちの中で緊張感を持ってお仕事をされています。

 

そんな中、ソレイユの訪問先の一つ、京都市南区のマムクオーレⅡでは職員の方々によるアロマハンドマッサージがあったそうです。

元々、このセラピストさんは、ソレイユメンバーで、昔はソレイユ活動にも参加されていた方です。こちらに勤務されていて、ソレイユとご縁をつないでくださった方でもあります。

事前に看護師、介護士の方と勉強会もされたそうですが、ご入所の方と一緒に楽しい時間が過ごせたそうで、写真を見ても肩に力が入らず、リラックスして施術されています。

 

使用精油はソレイユ秘伝?の「黄金ブレンド」

 

高齢者も施術者もステキな笑顔で、いい香りとタッチで愛情ホルモンのオキシトシンが双方にたくさん出た!ようです。

緊張の日々の中の癒しの時間になったと思います。

やはり高齢者の心身を良く分かっておられるし、その方にとっても慣れ親しんだ職員の方の方がリラックスできるかもしれません。

 

職員の方からは「次は脚の練習もしたい!顔も出来たら」と夢が広がったそうです。高齢者のステキな笑顔を見る経験を積むと、どんどんやりたくなる気持ち、とてもよくわかります(笑)

私たちも早く現場に帰りたいと思うニュースをいただきました。

一日でも早く、事態が収束に向かいますように!