ソレイユ通信No,49(2021.4)

大切な経験と思いを継いで

 

皆さま、はじめまして。

新しくソレイユスタッフとなりました若松です。

これまで長年ソレイユ通信を担当してまいりましたスタッフ宮畑からバトンを受け継ぎ、今月号から担当させていただくこととなりました。

この新緑が眩しい季節に、新しい挑戦。ドキドキ、そしてワクワクしながら、皆さまにソレイユのあれこれをお届けできればと思います。

 

さて、先月号でもお伝えしておりましたが、コロナの影響を受け、高齢者施設・福祉施設・緩和ケアなどの感染リスクの高い方々がおられる施設へのボランティア派遣は、今も自粛が続いています。

(医療機関における産後ケアなどの活動は、感染対策を講じながら現在も継続しています)

また、それに伴い、ボランティア活動をスタートするための研修である「ソレイユ医療介護研修(ソレ研)」の開催が止まっていることも先月お知らせした通りです。

 

ですが、この状況下でも… いえ、この状況下だからこそ!

「アロマで人の役に立ちたい!」とソレイユに登録を希望するメンバーが沢山います。

「皆さんに少しでも何か届けられたら…。」

そんな思いから、先日ついに「高齢者への施術勉強会」を開催する運びとなりました。

 

勉強会では、長年ボランティアの現場での活動経験があるベテランスタッフから、講話と実技を通して、実践的な内容をレクチャー。

 

高齢者施設などでのボランティアにおいて、プロとしての判断力・技術力は当然必要になります。そしてまた、同時に求められるのが「向き合う姿勢」。

必ずしもいつも喜んでもらえるわけではなく、時には拒まれて落ち込むことも…。それでも長年続けてきた理由やその秘訣など、ここでしか聞けない貴重な内容に、参加したメンバーも真剣に耳を傾けていました。

 

現在、高齢者施設などへのボランティア派遣は止まっています。

それでも、これまでソレイユが積み上げてきたハウツー、マインドは大きな財産であり、このまま失っていくわけにはいきません。

なんとかこの貴重な経験知を形に残し、多くの人に伝えていけるように…と日々模索しています。

 

大切な経験や思いを守りながら。

ソレイユはこれからも一歩、一歩、歩みを進めていきます。