ソレイユ通信No,47(2021.2)

出産後のアロマトリートメントを受けたお母さんたちのアンケートより

 

出産後のお母さんたちは、大変な大仕事を終えてホッとするのもつかの間、今度は様々な身体の変調、悩みに見舞われます。ご存知の通り、疲れだけでなく、ホルモンの激変が体内で起こっているからです。

安堵感、幸福感に包まれる方もおられる一方「これから私は育てていけるのか?」「母乳は十分出るかしら?」「浮腫みが、おしもの傷みがひどい」など不安を抱え、感情が混乱して涙が止まらない、という方もおられます。

こんな時こそ、アロマの出番。交感神経を鎮め、副交感神経を高めて一瞬でも深く眠ることによってリラックスして体調を回復し、前向きになることが出来ます。

 

そしてこのコロナの状況の中では、たった一人で入院、出産、家族も立ち合いも面会も出来ないという辛い入院生活をお母さんたちは強いられています。

そんな中での数少ない楽しみ、癒しがアロマテラピーです。

ソレイユから派遣している5軒のうち、4軒の産婦人科が安全対策や創意工夫を凝らして産後アロマを継続させています。(外来や妊娠中のアロマは停止されています)

施術後にお母さんたちの88%が「とても役に立った」12%が「少し役立った」とアンケートに回答してくださいました。書いてくださった感想をいくつかご紹介しますね。

 

「寝ていても横になっても何か考えてしまっている状態の中、無になって過ごせました」

「とにかく癒されました。産後で身体がボロボロだったのがショックだったので、美意識を取り戻せて嬉しかったです」

「とても気持ちのいい時間を過ごすことが出来ました。市民病院でこんな経験が出来るとは思っていなかったので、贅沢に感じました」

「ものっすごく気持ちよくてサイコーでした。ここ病院だったよね!?という気持ちになりました」

「施術中寝ていました。頭がからっぽになって、ここが病院だったことを忘れていました。今後のことで色々とたまっていた何かが流れ出た感じでした。

とても良かったです。ありがとうございました」

「入院で張りつめていた自分の心と体の不調を癒していただけました最高のリラックスタイムをありがとうございました。アロマの香りで気持ちが落ち着き、よく眠れそうです」

 

これらアンケートを読んで、お母さんたちの癒しとなり、これからの子育て期を乗り越えて行ける一助になったのではと大変うれしくなります。

 

ソレイユには、自分自身の出産後アロマの体験があまりに素晴らしすぎて、これを仕事にしたいと入ってくるメンバーがいます。そして今では産婦人科のアロマスタッフとして働いている人も。

このアンケートを見るとこれからもこんなセラピストも増えそうです。