ソレイユ通信No,44(2020.11)

草津総合病院への派遣説明会を行いました

 

11月6日、10日と二回ソレイユサロンで草津総合病院(滋賀県草津市)へ派遣するメンバー募集のための説明会を開きました。こんな説明会をするのは初めての試みでしたが、18名もの方が参加してくださいました。

医療現場でのアロマテラピーに関心が高いことを再認識しました。

草津総合病院は最初2007年に健診センターでの人間ドックの合間のアロマから始まりましたが、間もなく産婦人科外来のカンファレンスルームで外来、ご入院の患者様に施術してきました。

そして今は毎週火、金曜日にメンバー8~9人が月1回ずつ、材料、タオルウォーマーも搭載したワゴンで病室を訪問してアロマケアをお届けしています。

 

産後ケアを中心に訪問しますが、他科の患者も希望され、医師の許可があれば施術を受けられます。毎回ではありませんが、急に入ります。

この病院は緩和ケアはないのですが、ほぼターミナルの方や治療中の真最中の方、毎回聞いたこともない病名の方、がおられます。

ポートやドレーンがあちこち付いたままでどの部分なら施術可能なのか?悩むような方に、たった一人ですべて聞き取り、判断し、患者様への提案をするという、ソレイユの活動先でも最高峰に難しい現場です。

 

今回初の説明会には、遠方からも多数、医療関係者も多かったのですが、必須受講科目(マタニティケア、M3,フェイシャル)をとれていない参加希望者も何人かいました。

「今回派遣に応募はできないけれども説明会は聞きたい」ソレイユはその手を挙げた姿勢を評価して、その方たちにも来ていただきました。

「次回も説明会あるとは限らない」「チャンスの前髪は一度しかないから」「これが次回につながるかも」と応援しました。ダメ元でも聞いてみる、動いてみる、その積極性が道を切り開きます。

説明会では、医療現場でのアロテラピーの可能性と過酷さもしっかりお伝えしました。

12月、4日間の草津用にカスタマイズされた松尾薫先生のみっちりとした研修に7名参加します。

その中から、3~4名の新メンバーが決まります。その後は何度も見学に通い、やっとデビューとなります。

 

長く続けていただきたいと思います。