ソレイユ通信No.31(2019.9)

東京でのソレイユ活動はIMSIの方々と一緒に

東京在住の看護師でソレイユメンバーの木下信子さんは、当時勤務されていた「救世軍ブース病院」でアロマケア活動を一人で始められました。3年前の7月のことでした。

ソレイユはそれを「セカンドライン提携先(※)」としてバックアップ。

遠く離れた場所ですが、連絡を密にとり、東京方面のソレイユメンバーを紹介したりしました。

月一回、入院されている高齢者のアロマボランティアですが、希望者がどんどん増えて、一人では回り切れなくなりました。 東京在住のMLD受講生の方で、アロマをされる方もお手伝いに来てくださるようになって、二人、三人と仲間は増えていきました。

それでも仕事の合間をやりくりして、人数を集めるのに木下さんは四苦八苦。

セラピストの数が少ないと、お断りしないといけない患者様が増えてしまします。

そこでギル先生を通じて、東京のIFPA認定校、IMSI校の富野先生にお願いし、卒業生の方をご紹介いただきました。

IFPAを取得された、しかもキース先生のセミナーを受けた仲間が増えて、心強い限りです。

フルメンバー5人が揃うと、20名以上の患者様に施術することが出来るようになりました。

 

「認知症がひどい方やパーキンソン症状でコミュニケーション困難な方がおられましたが、アロマを通じての会話で、セラピー終了後、ぐっすりねむられたかたがあったと聞きました」

「初めての方ばかり7名施術、初めてのアロマで消極的な方もおられましたが、ほとんどの方が途中からリラックス+ウトウトされていました」

「すでに何回かさせていただいた方が、楽しみに待っていただいていたりと、アロマボランティアが定着してきたのを感じました」

と、感想も嬉しくなるようなお言葉をいただいています。

また、医師からがん患者のセラピーを直々に依頼されたり、ガン末期の患者さんにさせていただくようになりました。

木下さんたちの地道な活動のおかげで、アロマが医療の中での選択肢になって来ています。

 

※ソレイユセカンドライン提携先とは?

ソレイユメンバーの方が、自ら開拓され、自分たちで活動されるのをソレイユが

バックアップするシステム。