ソレイユ通信No.18(2018.8)

長崎からやってきたネロリの香り!

今年の夏の暑さは過酷なものがありましたね。

京都も40℃近い気温が連日続き、心身とも疲れがたまりました。

8月14.15日、そんな京都に長崎で無農薬のみかんを栽培しつつ、精油の抽出をされているナチュラルブームガード代表の山辺吉伸さんご夫婦がソレイユサロンに来てくださいました。

そして香り農業のお話しと蒸留実演をしてくださいました。

ビターオレンジ(だいだい)の花が咲くのは5月の上旬の2週間ほど。

当然今回持ってきてくださったのは特殊な袋で冷凍保存されたものでしたが、実演の前にその袋が回され、顔を入れるようにして香りをかがせてくださいました。

そのとたん「ハァ~!」「あ~!」と一気に心を掴まれてしまった声が漏れます。

そして蒸留が始まると、サロンはネロリの香りが満ちて、ふんわりとした気持ちに、至福の時間となりました。

 

山辺さんのネロリはとても優しくて高品質です。

それは無農薬、有機農法で育て、そして一輪一輪手摘みで採取されているからです。

動画で手早く花摘みをしているところも見せていただき、香りが飛んでしまわないように時間との勝負、と仰っていました。

代々柑橘栽培をされている農家で育った山辺さんですが無農薬、有機栽培で柑橘を育てることを決心されたときは、家族からも周囲からも大変な反対があったそうです。

まだまだ人に知られることが少なく、手間がかかるのに少量しか取れない、販路がない、などの苦労話をお聞きしました。

現在は青果、アロマ(甘夏、いよかん、デコポンなど)ドライフルーツ、青ミカンパウダーの製造販売も行い、耕作放棄地の再生にも挑戦されています。

 

こうして京都で蒸留会を開くことが出来たのは、あるソレイユメンバーがマニアック?な研修に行った先で山辺さんとのご縁をいただいたからなのです。

実はこの5月にギル先生夫妻など有志で長崎までプライベート花摘みツアーに出かけていたのです。

もう果樹園に近づいただけで得も言われぬ香りが辺りに漂っていました。

 

 

来年はぜひネロリを訪ねて摘花&蒸留見学のツアーをしたいというお声をいただきました。

現地集合&解散ツアーになるかと思いますが、ご興味のある方はご参加ください。