ソレイユ通信No.7 (2017.7)

滋賀県の病院でスタッフ様用、院内サロンが始まりました

その病院とは2015年の秋、病院祭にソレイユを呼んでいただいたのがご縁でした。

いつものお客様へのハンドマッサージを担当するイベントかと思いきや、

そちらはご自分たちでされ、私たちは裏の事務所の一角で職員を癒して

ほしいと言われました。

しかもその私たちを呼んでくださった費用は看護師長のポケットマネー

(すごっ!)というではありませんか!

その師長の心が通じるようにソレイユも頑張りました。

そして翌年2016年も同じく病院祭で裏の職員アロマと加えて、

市民のためのアロマコーナーも担当させていただきました。

たくさんの方に受けて頂いたのですが、それでもまだまだ受けられなかった

職員が多かったからと師長の尽力で院内サロンのお試し会を持つことが出来ました。

お試し会に行ってビックリでしたが、会場の小会議室が癒しの空間に

なっていました。

素敵な自然の写真のスライドショーがプロジェクターで壁面に映されて、

ちょうどいい間接照明。師長さんが準備してくださいました。

クライアントさんはゆっくり目をつむっておられることが多いのですが、

じっとそのスライドを見ながら施術する私たちが癒されました。

受付も職員への連絡も最後のお飲み物出しまで全部師長がしてくださいました。

 

疲れている医療関係者にこそ癒しをと思っていらっしゃる方は多いと思います

でも実現は難しいものです。

この病院の素晴らしい所は上に立つものがどうすればスタッフが働きやすく、

高いパフォーマンスで働く事ができて、離職率を下げられるかということを

きちんとわかっていらっしゃることです。

 

院内の調整、交渉、準備等大変なことだったと思いますが、

前向きに明るく推し進められる行動力に脱帽です。

今年度からは互助サークルとして年6回の予定で院内サロンが

正式にスタートしました。

 

場所は使っていない小部屋になり、残念ながらプロジェクター使用は

できませんが、精いっぱい片付けて下さり、バスタオルなども潤沢に

ご用意していただきました。有難いことです。

でも実際やるセラピストは手ごわい身体を次から次へとなかなか

ハードな現場です。

もっと色々な現場で広がっていってほしいと頑張っています。