ソレイユ通信No.4(2017.4)

3/12 ソレイユメディカルcafeが大阪校ありました

3月12日、大阪校で久しぶりにソレイユメディカルカフェがありました。

この会は高槻日赤緩和ケアにお勤めの看護師の亀井由美さんを中心に、

医療機関や介護福祉に関わる卒業生が参加しています。この日は20名が参加。

この会は、ケアにアロマテラピーを活かしたいと考えるメディカル、コメディカルが、

いろんな意見を出し合ったり、一緒に悩んだりしながら、どうしたら現場で取り入れられるのか、

どうしたらより良いケアを患者様に行えるのか、どうやって現場にアロマを広めていくかを

一緒に考えていくことを目的としています。

この日は草津総合病院の産婦人科にお勤めの伊藤美佑樹さんが、

どのように病棟でアロマが取り入れているかを発表してくださいました。

草津総合病院に転職された動機が「ソレイユが10年入っている病院、ここならアロマができるかも」

だったそうです。そして配属先が産婦人科。

主に分娩時に陣痛緩和、ストレス緩和のため、足湯に香りを足したり、

腰部にアロマジェルを塗布するなどに使われています。

また切迫早産や手術のため長期間入院されている方にも

お好きそうな方に使われます。

伊藤さんも最初は自分が施術したいと思われましたが、看護業務が優先になります。

まして幼い子供がいて夜勤ができない今、病棟のみんながやれるように

精油の選択やジェルの塗布の仕方で簡単なものを伝え、

チームとして取り組める仕組みをつくったというお話が心に残りました。

こんな風にアロマが病棟で使われるようになったのは伊藤さんのおかげです。

そしてJEAマタニティケア授業担当の松尾先生による病院内主任者研修も

好評で、病院全体に「うちにはアロマケアがある」と広まったそうです。

その後はそれぞれの現場での取り組みや悩みが紹介されました。

悩みをみんなで共有して、乗り越えるためにこの会があります。

 

次回は6月17日(土)京都校で開催されます。(終わりました)

参加ご希望の方はソレイユまで!075-746-6848